カーポート・コンクリート工事業者選びのコツ

POINT.01

まずは、相見積もりを取ろう!

カーポート・土間コンクリート工事を行う業者は主に、4つに分類され、

①新築工事を依頼しているハウスメーカーや県内の工務店

②県内の地場のリフォーム会社

③青森県において外構工事を専門に行う会社

④知り合いの土木工事会社

どの会社もカーポート・土間コンクリート工事を行うことは可能です。

しかし、①と②(元請け)は③や④(下請け)のような会社に成約した仕事を丸投げしマージンを取ることもしばしば。

したがって、

ハウスメーカー系の会社の見積もりは外構工事を専門に行う会社の見積もりよりも約20%〜30%程高いことが多く、

100万円の工事価格ですと20万円〜30万円損してしまうことになります。

そのため、2〜3社程相見積もりを取ることをオススメします!

 

POINT.02

相場を知ろう!

外構工事(カーポート、土間コンクリート工事等)は車と違い、

適正価格がわかる方はほとんどいらっしゃらないと思います。

それを解決する為にも相見積もりを行うことが重要。各業者からの見積もりが提出され、様々な項目や金額がわかります。

例えば(2台用カーポート、土間コンクリート60㎡の場合)

①ハウスメーカー 見積もり金額:200万円

②リフォーム会社 見積もり金額:170万円

③外構工事専門業者 見積もり金額:130万円

2台用カーポート、60㎡の土間コンクリートを施工した場合、

青森市の相場は130万円〜200万円になります。

コンクリート敷設数量や設置予定のカーポートの種類は同じにも関わらず70万円の金額の幅が出るのでしょうか?

理由は単純です。①、②の業者は外構工事を施工する業者もしくは職人に丸投げしマージンを取っているからです。

会社によって2割から3割程工事原価に上乗せしお客様へお見積もりを提示するため、

同じ工事内容にも関わらず70万円も損してしまうことになります。

それを未然に防ぐ為にも必ず相見積もりを行い適切な工事価格を知る必要があります。

 

 

POINT.03

安心できる業者の選び方!

相見積もりを行い外構工事の相場がわかりました。

もちろん工事を発注するにあたり価格が安いことに越したことはありません。

しかし見積もり書の内容が不明確、施工内容の説明が不十分等の不安要素があっては、いくら工事価格が安いからといって「即決定!」というのか危険。

そこで、業者のどの部分を確認したら安心して工事を発注できるのか4つの重要なポイントをまとめました。

①現地調査や見積もり提出までのスピード(着工までのスピード)

②電話や打ち合わせの際の気遣いや言葉遣い

③見積もり書の内容が「1式」など簡単にまとめられ細かな内容があるかどうか

④お客様の現場に合わせた細かな説明や、考えられるリスクの説明があるかどうか

①〜④の項目の内容がなぜ重要なのかご説明して行きます。

①現地調査や見積もりのレスポンスが遅い=スピードが遅いということは、いざ工事着工!となった場合スケジュール管理がずさんだったり、お客様への連絡が少なくコミュニケーションが計れずクレームになったりというリスクが考えられます。いくらお見積もり金額が安くても工事中や完了後にストレスがあっては全く意味がありません。些細なことですがこのような部分が見受けられる場合は注意が必要です。

②担当営業マンの気遣いや言葉遣いがままならないということは、一見当たり前で常識の範疇だろうと思います。しかし、気遣いができない営業マンはお客様の意向を重視せず会社の利益や自分の利益のことばかり考えているケースが考えられます。その場合業者の言われるがままに工事が進み結果、お客様の思ったことと違う仕上がりにされてしまう等のリスクが考えられます。また気配りができない為、近隣住民とのトラブルになったりするケースがあります。

③見積もり内容が不明確な場合、実際に納品される資材に相違があるケースや手抜き工事が行われるケースが考えられます。見積もり書が提出されたらまずは、他社との見積もりを比較しお客様自身も担当営業マンに対し、しっかり内容を確認し納得がいくまで決断することは控えなければなりません。

④お客様の現場に合わせた施工内容の説明が細かくされているかどうかというのは非常に大事で、全く同じ条件という現場はありませんので、現場によって施工が難しい、施工方法が変わる等の説明が必ず存在します。説明がないということは、その担当営業マンの経験年数が浅く臨機応変に対応する能力がないという結論に至ります。したがって、例をあげると土間コンクリートの場合、水勾配が取れず水が溜まってしまう。カーポートの場合寸法が合わず設置すら不可能という大変な結果を招きます。したがって担当営業マンを見抜くことによって施工不良や失敗を未然に防ぐことが可能になります。